地域の紙問屋が閉業した神社・寺院様へ|発注先を切り替える際に確認すべきこと

この記事は、長年お取引のあった紙問屋が閉業し、御朱印用紙や奉書紙の新しい仕入先を探していらっしゃる神社・寺院様に向けて書いています。今までと近い品質で、写経用紙や経本用紙を揃えたいという方に、特に読んでいただきたい内容です。

長年お付き合いのあった紙問屋が店を閉じられても、慌てて次の発注先を探す必要はありません。いくつかの点さえ確認していただければ、御朱印帳や写経用紙、行事に使う紙も、今までと変わらずご用意いただけます。

朝、授与所を開ける前や、参拝の方をお迎えする前に、紙のことで気を揉む時間はできるだけ少なくしたいものです。まずはそのことをお伝えしたくて、この記事を書きました。

なぜ、慌てなくて大丈夫だと言えるのか

理由は二つあります。

一つは、紙問屋の閉業の多くは後継者不足など業界全体の事情によるものであり、寺社様の発注量やお付き合いの仕方に原因があるケースではないということです。

もう一つは、発注先を切り替える際に本当に確認すべきことは、実は数点に絞られるということです。継続力、規格、供給力、発注のしやすさ、価格の見通し、そして相談できる相手かどうか——この数点さえ押さえておけば、大きな失敗は防げます。

神社やお寺は、何百年も先まで続いていく場所です。だからこそ発注先も、一度きりの取引相手ではなく、代を重ねて付き合っていけるかどうかまで、見ておきたいところです。

発注先(紙問屋・紙卸)を切り替える際に確認したい6つのポイント

① 御朱印用紙・奉書紙・写経用紙の規格サイズや風合いが今までと変わらないか、もしくは同等のものか

御朱印用紙や写経用紙、奉書紙は、厚みや白さ、手触りが少し違うだけで、書きやすさや仕上がりの印象が変わります。見本を取り寄せて、これまでお使いのものと並べて確かめてみてください。

② 急な発注にどこまで対応できるか(在庫対応力)

行事や法要の直前に「思ったより数が足りない」という事態は、どの寺社様にも起こり得ます。受注のたびに仕入れる問屋だと、急ぎの対応が難しいこともあります。在庫を持っているかどうかを、事前に確認しておくと安心です。

③ 発注のしやすさ(まとめ発注・最小ロット)

FAXや電話でのやり取りしかできない問屋も、まだ少なくありません。メールやサイトからまとめて発注できるか、最小ロットはどれくらいか。日々の実務では、ここが意外と大きな違いになります。

④ 価格の見通しが立てやすいか(見積もりの明確さ)

見積もりの出し方が曖昧だと、予算を組む段階で困ってしまいます。数量ごとの単価がはっきりしているかどうかも、事前に確認しておくと後々のやり取りがスムーズです。

⑤ 紙のことを相談できる相手かどうか

毎年続く行事はもちろん、新しく始める行事についても「この行事にはどの紙が向いているか」「サイズはどう選べばよいか」といった相談に、きちんと答えてもらえるかどうかも大切な点です。紙についての専門知識を持つ相手かどうかで、その後の付き合いやすさは大きく変わります。

⑥ 末永く付き合っていける相手かどうか(事業の継続力)

今回のように、後継者がいないまま廃業してしまう問屋は少なくありません。次の発注先を選ぶ際は、目先の条件だけでなく、何十年、何代にもわたって付き合っていける相手かどうかも、一つの目安にしていただければと思います。

紙や平山にできること

紙や平山は、東京・浅草で130年以上、紙一筋に商いを続けてきた専門店です。御朱印書置用紙や写経用紙、奉書紙、糊入紙といった神社用品・寺院用品を扱っており、神職関係者様、また、住職様・寺務所のご担当者様からのご注文は、大口・小口を問わずお受けしています。神社・寺院様からのご注文も多数いただいており、一枚の紙が足りないだけで行事の準備が滞ってしまうことがあるのを、私たちもよく知っています。

まずはお気軽にご相談ください

「今使っている紙と同じものがあるか知りたい」「一度見積だけ欲しい」。そうしたご相談だけでも構いません。

現在お使いの用紙が分かるもの(現物・品番・写真など)がございましたら、できる限り近い商品をご提案いたします。仕入先の切り替えをご検討中でしたら、お問い合わせフォームまたはお電話より、まずはお気軽にご相談ください。

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