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小色紙 とんぼと朝顔
色紙は元来、和歌などを書く方形の厚い紙であるが「よき色紙にかき給う」(宇津保物語・祭の使)と古典にみられるように平安中期において、すでに五色の模様や金銀箔の色紙が使われていたことや、また、「御傍の障子の色紙には諸経の要文などかかれたり」(源平盛衰記48)とあるように王朝びとは、色紙の形を屏風、障子などに描いて彩色し、それに詩歌など書いて優雅を楽しんだことがわかる。今日、王朝以来の、いろいろな伝統が受け継がれているが、現代人の色紙愛好熱は、即ち、最も庶民に親しまれた王朝趣味の表れであろう。
サイズ:ヨコ121×タテ136mm
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